ブログサーバー導入記録part2
導入編
さて、まずは既存のWEBサーバーソフトApacheをアンインストール。
※消す前に設定ファイル(httpd.conf)だけバックアップ。
やる作業は
1.XAMPPをインストール
2.Apacheの設定を更新
3.DBの用意
4.MovableType5の設置
5.ブログの作成
とまぁ少ないように思えますがこれがまた大変。
特にMovableType5を利用するのに必要なモジュール群をインストールするのが
骨が折れます。
それは置いといて。
XAMPPはインストーラ付きでその指示通りにインストールすれば
デフォルトではローカルホストで公開に。
インストール後Apacheのhttpd.confの中を既存で使用してた設定に書き換え
XAMPPが色々自動的に設定してくれるので通常は
ServerAdmin,ServerName,DocumentRootぐらいですが・・・
これだけで移植は出来るはずです。
※特殊なカスタマイズをしてた場合新しいファイルとDIffをとって個別に適用する必要があると思います。
XAMPPのインストールで注意
自分はセキュリティソフトにウイルスバスター2010を使用してるのですが
ウイルス/スパイウェアの監視をONにしてると正常にサービスへ登録出来ない
と言う意味不明な現象にぶち当たりました。
ApacheやMySQL等をサービスに登録して使用する場合インストールの間はセキュリティをOFFにするのをお勧めします。
(ネットワークを切ってインストールすると安全かも)
XAMPPが入れ終わったらMySQLでMovableTypeで使用するDBを作成。
あとはMovableTypeをマニュアルに沿って設置。
ハマった場所。
・ブログを作成してローカルPCからアクセスしようとしても見れない
config.cgiの中身をドメイン(自分の場合kazunooheya.com)でパスを指定してる場合
ローカルPCからはアドレス変換で詰まります。
例えばサーバーマシンのプライベートIPを192.168.0.1としてる場合
kazunooheya.com→192.168.0.1と変換しなければなりません。
解決策
1.プロキシを利用してアクセス
2.Hostsファイルを編集
一応両方試したんですが1の場合通信が遅くてやってられない&CSSが上手く表示されない
という意味不明現象が。
2の対応で何故かCSSや画像のリンクが切れる現象が解決。
Hostsファイルの書き換えはサーバー、ローカルPCと作業は増えますが
こっちのが楽な気がします。
ファイルの一番下に
192.168.0.1 kazunooheya.com
と書き換えるだけですからね。
しかし意味不明な問題で未だ解決出来てないものも。
・クラシックタイプのブログ&サイトなら正常にCSSが適用されるのに
プロフェッショナルタイプにするとCSSが正常に適用されない。
なんかプロフェッショナルタイプだけが何故かレイアウトが崩れたりナビゲーションが表示されなかったりとか
意味不明な現象が起きてます。。
リファレンスやら他サイトを色々探して原因を探ってたんですが
結局何がどう行けないのか特定できないので仕方なくクラシックタイプをカスタマイズして
利用することにしました。
ちなみに最初はクラシックタイプのCSSも正常に読まれて無かったので
StaticWebPathの問題を疑ったのですがそれは「絶対パスを指定する」ことで解決しましたが・・
個人的にはこれでプロフェッショナルタイプも解決されないってのは納得いきませんけど・・
そもそもMovableTypeに対応したレンタルサーバーを想定して解説されてるものがほとんで
個人サーバー向けに解説してる書籍も全く無いのでここが自分のスキルの限界と言ったところでしょうか・・。
→2010/4/4:3:13分問題の特定。
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「テーマ」をウェブサイト&ブログで統一されてないとスタイルが崩れるようです。
ウェブサイトをプロフェッショナルテーマに設定するとブログのCSSにクラシックタイプを想定したものは上手く適用されないようです。
逆も然り。 ようやく分かった・・・・何というシステムの穴\(^O^)/
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あと相当ハマった問題はMySQLとperlの利用。
DBI、DBD-mysqlのモジュールをインストールするのが結構鬼門。
windowsのユーザー名に漢字を利用してたのでコマンドプロンプトで
ppm install DBIとか打っても
「コネクターが無い為できません」みたいなコメントが出てインストールできず。
内部処理でファイルパスに漢字が含まれてるのを想定してないっぽいからダメみたいでした。
これについてはrunasコマンドを利用して別administratorユーザーとしてコマンドプロンプトを起動して行ったら無事解決。
runas /user:abc¥administrator cmd ってな感じで。
あとはCGIの実行パスをPerlのインストールしてる場所に合わせて書き換えるぐらいですかね。
まぁそんな感じ。
発生してる問題以外は導入解説サイトを見た方が早いので
同様の問題が起きてる人の参考程度になればと思います。